一昔前の日本人

同僚が新人と同乗。
同僚は俺とタメで31歳。新人44歳。...大変だったって。
その新人の担当が休みで同僚が一緒に乗ることになったのだが、同僚は一回もそのコースに乗ったことはない。新人の道案内が頼り。
その新人は同乗5回目くらいなのだが...道、迷いまくったらしい。あぁ、不幸だ...。
しかもその新人はやたらと「よし！」と言うのだが、よくないことの方が多い。
事例を挙げたら切りがないのだが、要はダメダメなんです。

しかも俺はその新人になめられてるフシがある。
少し前に初会話をした時、こっちはもちろん敬語ですよ、相手は年上ですから。しかし向こうはいきなりタメ語。

おぃおぃ。

あなたは新人なんですよ、これまでどうゆう経歴をお持ちかは知りませんが、ここでは新人なんです。それを職場の先輩に対して初会話でタメ語ですか？年下に敬語は使えませんか？？

と言いたいのをぐっと堪えました。

今更44歳の男にそういう事を説教してもねぇ。ここはパンを配送する会社であって礼儀作法を教える場ではないので。

たぶん彼は一昔前のコテコテの典型的日本人なんだなぁ。
年功序列。
失敗は隠す。
過剰な自己アピール。出来てないのに出来てます、と言っておけば評価は下がらないと勘違いしてる。全部筒抜けですよ。
悲しい日本人の典型だ...。

俺は大抵一番に出勤する。新人は俺より早く出勤してる。俺が事務所に入っても挨拶はない、か、ボソボソ小声。
で、リーダーが出勤してくると大声で挨拶。
で、リーダーは「あの人は挨拶、返事が元気だから好感触」と思ってる。ホント、人を見る目がないなぁ。。アホらしい。

同僚、おつかれちゃん！今夜はゆっくり休んでくれ。